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平成29年度新隊員訓練

白バイ隊員は、高度な運転技術が求められるため、新隊員は入隊後約二ヶ月間の厳しい訓練を行います。
白バイを安全に乗りこなすためには、運転技術だけでなく、体力や筋力が求められます。
訓練では、体力強化のため、ランニング、筋力トレーニングを行い、また、白バイ隊員として必要な知識を身に付ける為の教養も行われます。
更に、運転技術を向上させるために繊細なアクセル・クラッチワーク、ブレーキ操作を体得するために日々訓練に励みます。

訓練内容1

【ナローコース】
細い路地を想定して左右のパイロンに当たらないよう立ち姿勢の状態でバランスを取り、車体感覚を研ぎ澄ませ、繊細なクラッチ操作やアクセルワーク、ブレーキ操作を行い、走行困難な場面でも白バイを自在に操れるよう訓練をしています。

写真:ナローコース

写真:ナローコース

訓練内容2

【回避制動】
一定の速度まで加速して直進し、回避路の直前で点灯した信号に従って回避路を選択し、指定位置で停止させるものです。
この回避制動は、正しい認知・判断・操作を行うことで、万が一の急な飛び出しや危険から安全に回避するものです。
車体を膝でしっかりしめるニーグリップ、視覚から入った情報を正確に判断して行うハンドル操作、さらに車体が安全に停止するために適したタイミングでの正確なブレーキ操作が重要になります。
一見簡単そうに思える回避制動ですが、正しく情報を取り、判断して、操作を行う動作は、ひとつでも判断を誤ってしまうと事故に繋がってしまうため、訓練で習得することは必須といえます。

写真:回避制動

写真:回避制動

訓練内容3

【傾斜走行(スラローム)】
白バイ隊員は、白バイを手足のように駆使して、交通の指導取締りに当たらなければなりません。
傾斜走行は、指定されたS型、クランク型などが複合した曲線を正確に走行するもので、バランス、乗車姿勢、ブレーキの使い方、アクセルワーク、コーナーのとり方など極めて高度な運転技術が要求されるので、技術の向上を目標に訓練を重ねています。
早く走行しようとするあまり、ひとつひとつの動作が雑になってしまうと、スムーズな走行が困難になるばかりでなく、転倒をしてしまうなど危険が伴うため、ひとつひとつ正確な操作が大切です。

写真:傾斜走行(スラローム)

写真:傾斜走行(スラローム)

まとめ

交通機動隊では、交通事故をなくし、悲しい思いをする人を出さないために、主に交通指導取締りを行っています。
そのため、取締りに必要な知識はもちろん、白バイを操作する技術も重要であるため、このような訓練を行い、交通の安全を守り、今後も地域や県民に貢献していきます。
【編集責任者:交通機動隊長 吉村正夫】

(編集 交通機動隊)