ホーム くらしの安全暴力団・拳銃・薬物平成29年中の薬物情勢

平成29年中の薬物情勢

全国の薬物情勢

○ 覚醒剤事犯検挙人員は、10,113人と第三次覚醒剤乱用期のピークである平成9年以降、長期的に減少傾向にありますが、依然として1万人を超えています。
○ 大麻事犯の検挙人員は、過去10年(平成20年~29年)をみると、平成21年をピークに減少傾向にありましたが、平成26年に増加に転じ、平成29年の大麻事犯の検挙人員は3,008人と過去最多となりました。
○ 危険ドラッグ事犯の検挙人員は651人と、前年に引き続き減少しました

全国の覚醒剤事犯検挙状況

区  分 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
検  挙  人  員 10,909 10,958 11,022 10,457 10,113
うち暴力団構成員等 6,096 6,024 5,712 5,067 4,751
押 収 量 (kg) 831.9 487.5 429.7 1,495.4 1,118.1
【平成29年中の特徴点】
  • 検挙人員は10,113人で、前年対比344人(3.3%)減少
  • 暴力団構成員等の検挙人員は4,751人(47.0%)で、前年対比316人(6.2%)減少
  • 押収量は1,118.1kgで、前年対比377.3kg(25.2%)減少

全国の大麻事犯検挙状況

区    分 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
検  挙  人  員 1,555 1,761 2,101 2,536 3,008
うち暴力団構成員等 467 484 591 649 742
乾燥大麻押収量 (kg) 161.5 165.0 101.0 133.1 176.3
大麻樹脂押収量 (kg) 1.1 36.7 3.9 0.9 20.7
【平成29年中の特徴点】
  • 検挙人員は3,008人で、前年対比472人(18.6%)増加
  • 暴力団構成員等の検挙人員は742人(24.7%)で、前年対比93人(14.3%)増加
  • 乾燥大麻の押収量は176.3kgで、前年対比43.2kg(32.5%)増加

全国の麻薬・向精神薬事犯検挙状況

区  分 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
検  挙  人  員 478 378 398 412 409
うち暴力団構成員等 150 108 80 65 69
合成麻薬押収量(錠) 2,135 479 1,055 5,021 3,181
【平成29年中の特徴点】
  • 検挙人員は409人で、前年対比3人(0.7%)減少
  • 暴力団構成員等の検挙人員は69人(16.9%)で、前年対比4人(6.2%)増加
  • 合成麻薬押収量は3,181錠で、前年対比1,840錠(36.6%)減少

全国の薬物密輸入事犯検挙状況(検挙人員)

区  分 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
覚 醒 剤 160 176 96 97 153
大  麻 43 40 59 42 67
麻薬・向精神薬 48 63 94 78 69
【平成29年中の特徴点】
  • 覚醒剤事犯の検挙人員は153人(52.9%)で、前年対比56人(57.7%)増加
  • 大麻事犯の検挙人員は67人(23.2%)で、前年対比25人(59.5%)増加
  • 麻薬・向精神薬事犯の検挙人員は69人(23.9%)で、前年対比9人(11.5%)減少

山口県の薬物情勢

  • 覚醒剤事犯の検挙人員は減少しましたが、近年横ばい状態が続いています。検挙人員のうち暴力団構成員等の検挙人員が31.3%を占めています。
  • 大麻事犯の検挙人員は10、麻薬事犯の検挙人員は1でした。

山口県の覚醒剤検挙状況

区  分 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
検  挙  人  員 101 90 88 95 80
うち暴力団構成員等 42 37 31 40 25
押 収 量 (g) 36.8 22.8 47.7 91.8 45.0
【平成29年中の特徴点】
  • 検挙人員は80人で、前年対比15人(15.8%)減少
  • 暴力団構成員等の検挙人員は25人(31.3%)で、前年対比15人(37.5%)減少
  • 押収量は45.0gで、前年比46.8g(51.0%)減少

山口県の大麻事犯検挙状況

区  分 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
検  挙  人  員 2 7 0 9 10
乾燥大麻押収量(g) 28.7 12.0 30.5 517.5 306.1
大麻草押収量(本) 0 23 0 6 0

【平成29年中の特徴点】

  • 検挙人員は10人で、前年対比1人増加
  • 乾燥大麻の押収量は306.1gで、前年対比211.4g減少

山口県の麻薬・向精神薬事犯検挙状況

区  分 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
検  挙  人  員 9 2 0 2 1
向精神薬押収量(錠) 540 0 0 0 0
麻薬押収量(g) 9.1 0.3 0.3 1.7 1.4
麻薬押収量(錠) 0 3 0 0 0

【平成29年中の特徴点】

  • 検挙人員は1人で、前年対比1人減少
  • 麻薬押収量は1.4g

主な薬物

区 分 一 般 名 俗  名 薬 理 作 用 形  状
覚醒剤 メタンフェタミン
アンフェタミン
及びその塩類
シャブ
S(エス)
ヤーバー(錠剤型)
 依存性が強く、乱用を続けると中枢神経に
異常をきたし、幻想や妄想に襲われる。
 また、頬がこけ、歯が抜けるなど身体への
影響も大きく、大量摂取すると、急性中毒に
より死に至る場合もある。
   覚醒剤       錠剤型覚醒剤
 パケ    錠剤
 大 麻 乾燥大麻
大麻樹脂
液体大麻
マリファナ
ハシッシュ
ハシッシュオイル
 感覚が過敏になり、変調を来したり、感情が
不安定になるため、興奮状態に陥り、幻覚や
妄想等に襲われる。
 また、何もやる気のない状態となる 「無動機
症候群」に陥ることもある。
 乾燥大麻     大麻樹脂
 乾燥大麻  大麻樹脂
合成麻薬 MDMA エクスタシー
バツ
タマ
 視覚、聴覚を変化させ、その乱用は、不安や
不眠等をもたらす。
 また、強い精神的依存性があり、乱用によっ
て錯乱状態に陥ることがあり、特に脳機能へ
の悪影響が指摘されている。
       MDMA

危険ドラッグの現状

1 危険ドラッグについて
 ○  覚醒剤、大麻、麻薬等の規制された薬物の化学構造に似せて作られた薬物
 ○   旧薬事法、新法(医薬品医療機器等法)で、2,373物質を指定薬物として規制、
   麻薬取締法として麻薬186物質を規制  (平成30年2月28日現在)
 ○   旧薬事法改正により、平成26年4月1日から指定薬物の「所持」「使用」を禁止、罰則を規定

2 危険ドラッグのもつ危険性
 ○   接種方法~吸引、吸煙、嚥下、注射
 ○   症状~意識障害、意識酩酊、痙攣、呼吸困難等を引き起こし、死亡に至るケースも多数

3 危険ドラッグ関連事件検挙【平成29年中・全国】
  

  医薬品医療
機器等法違反
麻向法違反 交通関連違反 その他 総  計
事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員
全  国 555 578 56 56 1 1 16 16 628 651

  ※危険ドラッグの検挙事件数・人員は、実務統計(警察庁において調査等により集計する数値)

 

(編集 組織犯罪対策課)